●●● トピックス ●●●
《無線モジュールシリーズ(6)》
●工業用ワイヤレスネットワーク市場 ~WirelessHARTと統合が実現すれば市場は一気に拡大へ
ワイヤレスネットワークはプラントや工場で起きている状態を可視化することにより、運転の効率化や設備保全、環境保全、そして災害時の現場状況の把握などにも役立つことが期待されている。こうした中、ISA100.11a規格のIECの提案、ISA100WCIによる認証サービスの開始と相互運用性試験によるマルチベンダ環境の整備、そして実際のプラントや工場-の同規格適合製品の導入の本格化などの背景から、ISA100.11a規格ワイヤレスネットワークの期待と支持が市場で高まってきている
ISA100.11a規格は堅牢性、継続性、発展性を兼ね備え、幅広いアプリケーションに適用可能な最も有力な工業用ワイヤレスネットワーク規格であり、着実に市場に浸透してきている
ポイント1:フィールド機器のマルチベンダ化や、マルチプロトコルに対応可能なユーザのフィールド機器選定における自由度を拡大すると同時に、多岐に渡る機器の接続を可能にし、アプリケーションの多様化の進展も期待できる。
ポイント2:マルチプロトコル環境の提供は、デファクトとなっているHART(石油メジャーを始めとする、多くのグローバルユーザが利用)の導入企業も注目しており、多様な機器の製品化、様々なソリューションの導入が待ち望まれている。
ポイント3:WCIによるISA100.11a規格認証スキームの運用が始まり、ユーザにとって導入のためのハードルが低くなりつつある。IECへの提案作業も進行中であり有線フィールドバスに続く、次世代技術としての地位を獲得しつつある。
ポイント4:国内においてもISA100.11a関連製品により、より多くのユーザの課題解決と競争力向上を実現するものと期待されている
●●● 内容目次 ●●●
《環境エネルギー関連シリーズ》
●オゾン発生装置市場 (3~16ページ)
~官需民需ともに安定普 アプリケーションの広がりから成熟市場ながら高い成長をみせる~
1.オゾン発生装置の概要
【図1.オゾン発生原理を示した模式図】
【図2.典型的なオゾン発生装置の外観】
2.オゾン発生装置の主な需要分野
2-1.上下水道排水処理分野
2-2.製紙パルプ分野
2-3.半導体液晶分野
2-4.食品医薬医療分野
2-5.その他分野
3.オゾン発生装置の市場規模推移と予測
【表1.オゾン発生装置の国内WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図3.オゾン発生装置の国内WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表2.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図4.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表3.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
【図5.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
4.オゾン発生装置のシェア
【表4.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
【図6.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
5.オゾン発生装置の主要民間企業の取組動向
5-1.(株)荏原製作所
5-2.住友精密工業(株)
5-3.東芝三菱電機産業システム(株)
5-4.富士電機サーモシステムズ(株)
5-5.三菱電機(株)
6.オゾン発生装置の今後の見通し