●次世代二次電池市場(全固体薄膜二次電池) (72~90ページ)
~海外では2012~2013年から生産量が増大~
1.はじめに
2.次世代二次電池の概要
【表グラフ】次世代二次電池のWW市場規模推移(金額:2012年見込-2020年予測)
3.全固体薄膜二次電池
3-1.全固体薄膜二次電池の特長
(1)基本構造とLiPON
【図】全固体薄膜二次電池の基本構造
(2)電池特性と利用分野
3-2.全固体薄膜二次電池の市場規模
【表グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場規模推移(数量金額:2010年-2014年予測)
3-3.有望アプリは環境発電関連分野
【表グラフ】ワイヤレスセンサノードのWW市場規模推移(金額:2010年-2014年予測)
3-4.メーカーシェア
【表グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場におけるメーカーシェア(数量:2011年)
4.注目企業の動向
4-1. セルメーカー
(1)Infinite Power Solutions, Inc.(IPS)
【図】IPS製「MEC200シリーズ」
(2)GS Nano Tec Co.,Ltd.
【図】GS Caltex-GS Nano Tech製 全固体薄膜二次電池の外装形態
4-2. 販売会社関連
(1)東京エレクトロン デバイス(株)
【図】マイクロペルト製 温度差発電用製品
(2)アルバック イーエス(株) / (株)アルバック
【表】固体薄膜Li二次電池(GS Nano Tech製)の参考仕様
(3)稲畑産業(株)
【図】稲畑産業(株)GS NanoTech製 全固体薄膜二次電池
(4)(株)アルティマ
【図】(株)アルティマの「環境発電汎用評価キット」
《電子部材シリーズ》
●アジア包装材料市場 (91~100ページ)
~国内市場飽和もアジアにポテンシャルあり、
関連メーカー機関を巻き込んで「無」から「有」への市場創造に動け~
1.アジア包装材料市場の動向
1-1.日本
【表グラフ】透明蒸着フィルムの市場規模推移(数量:2008年-2012年予測)
1-2.韓国
1-3.中国包装材料市場の動向
1-4.タイ
1-5.マレーシア
1-6.ベトナム
2.アジア包装材料市場の展望
《コラム》
●外に出て行く強さ (101ページ)
●●● トピックス ●●●
《エネルギー関連シリーズ》
●人感センサ市場~省エネに有効との認識広がる
産業技術の根幹を担うべきエネルギー問題の解決が焦眉の課題として浮上してきている。エネルギー問題の解決のためにはエネルギーの供給方法だけでなく、消費抑制方法の観点も欠かすことができない。
経済低迷や自治体の財政難などを反映し、省エネに向けた投資や支出は低調であった。新設機器を導入する場合、ユーザーはイニシャルコストを重視する傾向が強く、機器の省エネ性能は必ずしも気にされてはいない。
しかし、産業界は旧来の考え方を根本から改める必要性に迫られており、最近では、省エネ性能を機器の基本的な性能としてより重視する傾向が次第に優勢になりつつある。こうした状況下、大きなイニシャルコストは不要で、手軽に省エネが実現できる「人感センサ」に期待が高まっている。
人感センサとは文字通り人間を感知するセンサであり、赤外線センサ、超音波センサなどがある。利用目的は防犯などセキュリティ用途から始まったが、最近では様々な電気機器の省エネ効果に大きく寄与するようになってきている。
省エネ用途の場合、電気製品などに人感センサを設置し、人の所在を判断して電源のオンオフを行う。電力を無駄に消費することを避け、省エネ効果を高めようということである。
そうした発想に基づき、既に照明、エアコン、温水便座、換気扇、テレビ、電気こたつ、自動販売機などに人感センサが用いられてきており、その用途範囲は更に広がる勢いを示している。
産業界ではオフィス等の事業所において、人が不在の際には不要な照明や機器の電源を管理するツールとして用いる動きも出始めており、人感センサは本格的な省エネツールとしての役割を担う段階になりつつある。
●●● 内容目次 ●●●
《エネルギー関連シリーズ》