●次世代二次電池市場(全固体リチウムイオン電池) (90~113ページ)
~着実に進む開発ステージ、数年程度で実用化へ~
1.はじめに
1-1.薄膜型とバルク型
【図】全固体電池の薄膜型とバルク型の構造
1-2.固体電解質の特長
(1)硫化物系
(2)酸化物系
(3)高分子系
(4)その他の超イオン伝導体
1-3.実用化の見通し
【図】車載用全固体電池のメリット
1-4.初期市場の展開予測
【表グラフ】全固体LIBのWW市場規模推移(金額:2015年予測-2025年予測)
【表グラフ】家庭用蓄電システムのWW市場規模推移(数量金額:2011年-2020年予測)
【表グラフ】家庭用燃料電池システムのWW市場規模推移(数量金額:2011年-2020年予測)
【表グラフ】全固体LIBのWW市場構成比(金額:2020年予測)
2.注目機関企業の動向
2-1.研究機関
(1)東京工業大学大学院
(2)(独)産業技術総合研究所
【図】次世代蓄電池用セラミック電解質シート
(3)(財)電力中央研究所
【図】リチウム電池用高分子固体電解質(ダイソー(株)製品)
(4)(公財)三重県産業支援センター
【図】(公財)三重県産業支援センター/バイポーラ型積層電池(室温の電圧)
(5)(独)物質材料研究機構
【図】(独)物質材料研究機構/全固体電池の界面抵抗とその対策(概念図)
2-2.関連企業
(1)出光興産(株)
【図】出光興産(株)/全固体電池の試作品
【表】出光興産(株)の固体電解質のイオン伝導度とLiイオン輸率
(2)(株)オハラ
【表】(株)オハラの酸化物系固体電解質(「LICGCTM」)の特徴
(3)日本化学工業(株)
【表】日本化学工業(株)の硫化リチウムの特長
《コラム》
●AABC Europe 2012 参加記 (114~116ページ)
●●● トピックス ●●●
《半導体シリーズ》
●半導体ファウンドリ市場~半導体メーカーのファブライト戦略により順調に拡大
2008年以降、半導体チップの製造を専門に行う半導体ファウンドリ業界はM&Aが盛んに行われた。半導体生産の設備投資が巨額になると共に、ファウンドリが将来有望なビジネスであるとみて、投資家が出資したからであった。この流れはこれからもしばらくは続きそうである。
半導体メーカーにとっては半導体ファウンドリを利用することにより、製造設備を持つリスクから解放され、自らは設計などの付加価値の高い業務に専念できることになる。一方で、半導体ファウンドリは大量の半導体チップを1社で製造することにより、効率良く設備の稼動と運営を行うことができる。今後の半導体業界は設計技術を中心としたサービスを提供する企業群と、生産を担当する企業群という2つの機能をもった企業グループ群に分かれていくだろう。
また、設計から生産まで一貫して行うメーカーであっても、ハイエンド製品の生産の一部を半導体ファウンドリに委託するというビジネスモデル、いわゆるファブライト戦略が世界的に広まりつつある。とりわけ32ナノメートル以降は、そのようなモデルが主流になるものとみられ、半導体ファウンドリは今後も順調に市場を拡大していくものと予想される。
●●● 内容目次 ●●●
《単結晶シリーズ》
●AlN単結晶市場 (3~15ページ)
~紫外発光LED用市場が急拡大する見通し。パワーデバイスとしても有力~
1.化合物半導体の現状
2.窒化アルミニウム(AlN)単結晶
3.AlN単結晶の作製方法
3-1.HVPE法
【図】HVPE法の概略図
3-2.フラックス法
【図】フラックス法の概略図
3-3.昇華再結晶法
【図】昇華再結晶法の概略図
4.AlN単結晶の用途
4-1.紫外発光LED(UV-LED)用基板
4-2.パワーデバイス
【図】基板材料の種類と耐電圧特性
4-3.その他の用途
5.AlN単結晶の市場規模推移と予測
【表グラフ】AlN単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
【表グラフ】AlN単結晶の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
6.AlN単結晶のメーカーシェア
【表グラフ】AlN単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
7.AlN単結晶の主要メーカーの取組動向
7-1.旭化成(株)
7-2.(株)トクヤマ
7-3.住友金属鉱山(株)
7-4.住友電気工業(株)
7-5.(株)フジクラ
8.AlN単結晶の主要公的研究機関の取組動向
8-1.東北大学多元物質科学研究所
8-2.独立行政法人科学技術振興機構
8-3.独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)
9.AlN単結晶の今後の見通し